TEL.空き家は放置してはいけない？放置すると受ける罰則を紹介します！
近年、空き家の増加が社会的な問題となっています。
このような状況において、空き家を放置することは地域社会にとって悪影響であると言えます。
さらに、空き家を放置していると罰則を受けることになるため、空き家の所有者にとっても良いことはありません。
今回は、空き家放置による罰則をご紹介します。
空き家を放置した際に受ける罰則とは？
空き家は、その状態によって2種類に分けられます。
1つは通常の「空き家」で、もう1つは「特定空き家」です。
通常の空き家は「放置して1年以上が経過した建物」を指しますが、特定空き家は、「衛生的に有害で倒壊の危険がある」状態の空き家を指します。
他にも、外観の劣化具合や近隣への影響も考慮されて特定空き家と判断されます。
特定空き家に対しては多くの罰則が課されており、所有者にとってはデメリットしかないと言えます。
所有している物件が特定空き家に認定されると、まず、地方自治体から忠告を受けます。
それまで適用されていた固定資産税の控除や措置が取り払われ、更地と同様の、6倍の固定資産税を支払うことになります。
さらには、場合によっては50万円以下の罰金の支払いを命じられる可能性もあります。
このように、放置され続けている空き家に対しては厳格に罰則が課されます。
空き家は放置せず、早めに対処することが大切です。
空き家を放置することの罰則以外のデメリットとは？
空き家を放置することには、罰則以外にもさまざまなデメリットがあります。
防犯面のリスク
空き家を放置していると、ひと目見て、誰も住んでいないということが分かる状態になってしまいます。
そうなると、不審者が侵入したり、詐欺などによる品物の受け取り場所として指定されたり、放火されたりするリスクが高まります。
火事が発生した場合には、第三者に被害が及ぶことで賠償金を支払うことになる可能性もあります。
衛生面のリスク
人の気配がない空き家には、害虫や害獣が住み着く可能性があります。
シロアリやネズミなどは、建物の状態を悪くするだけでなく、近隣にも悪影響です。
環境悪化のリスク
衛生面のリスクは、近隣の環境悪化のリスクでもあります。
また、草木が伸びすぎて景観を損ねたり、隣の敷地や道路にはみ出したりすることで迷惑をかけてしまうこともあります。
まとめ
今回は、空き家を放置した際に受ける罰則と、放置するデメリットについて解説しました。
空き家を放置しても良いことはありません。
空き家を相続した場合などは、早めに対処することをおすすめします。
空き家にお困りの方は、お気軽に当社までご相談ください。
